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2010-04-21

石和川中島合戦絵巻について

友人から当日の写真をいただきました。ご覧のように、このお祭りは単なる武者行列ではなく、模擬戦闘もある本格的な合戦祭りです。特に、観客席のまん前で、川の中での戦いと橋の上での殺陣を担当するわれら演出部隊の役割は重要です。特に、手勢として高校生を使うため、彼らの動き次第でリアリティに大きな差が出ます。
ちなみに、写真中央で刀をかざして「行け!」とやっているのが私です。

石和RYOクン撮影9

観客の大半は、眼前で繰り広げられる演出部隊どうしの戦いを注視することが多く、それゆえ、手抜きは許されません。特に川中での斬り合いは迫力があり、なくてはならない演出です。「水を蹴立てて走る」「できるだけ広がる」「動きを止めない」などの注意が高校生になされますが、なかなかこちらの思う通りに動いてくれず、指揮する方も大変です。

石和RYOクン撮影14


また橋の上の殺陣も、手数が多くて覚えるのが容易でないだけでなく、各所に分散されているメンバーを集めるのが一苦労です。
言うまでもなく、写真の太った赤備えが私です。風格が出てきました(笑)。

石和RYOクン撮影22

こうした祭りに出ることは、作家としての活動にも大きなプラスがありました。甲冑を着て動いてみて初めて気づくことも多いものです。そうした経験を経ずして、見てきたように戦場の光景を書くことは読者に対する背信行為だと、私は思っています。
それこそは、「りんごを見てりんごを描く」のではなく「りんごの絵を見てりんごを描く」ことにほかならないからです。
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伊東潤

Author:伊東潤
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