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2011-07-30

昭和の巨星墜つ!

またしても昭和の巨星が、この世を去りました。
星新一・筒井康隆両氏と共に、日本の文学界にSF分野を定着させ、それを巨木にまで育て上げた小松左京先生です。
長編から短編まで、そのマジックのようなストーリー・テリング力と構成力は他の追随を許さず、SFとうよりも小松左京という一分野を築いたと言っても過言ではないほどです。
今回、本棚を数えたところ、多感な中学時代から大学生に至るまで、私も四十冊近い左京作品を読んでいました。
今でも文庫版のレイトン・グリーンの背表紙を見ると、心が躍ります。
とくに『果しなき流れの果てに』には感銘を受けました。
この作品は中学時代に初めて読んだのですが、難しくて難しくて、読み通すのがたいへんでした。しかし大学になってから読むと、その周到極まりない構成力に圧倒されました。
まさに天才と呼ぶにふさわしい作家こそ、左京先生でしょうね。
多感な少年・青年時代に、リアルタイムで左京先生の作品に接することができ、本当に幸せでした。
ご冥福をお祈りいたしております。

小松左京1


さて、mixiコミュで思いのたけを書きまくったので、ブログで書くことをすっかり忘れていたのですが、先月、『刑事コロンボ』のピーター・フォーク氏もお亡くなりになりました。
リアルタイム鑑賞世代として、実に感慨深いものがあります。
あれほど優れた推理ドラマ兼人間ドラマは、その後も出ていませんし、これからも出ないでしょうね。
ご冥福をお祈りいたしております。

7/26に行われた推理作家協会のパーティでのビンゴ大会(司会は石田衣良・道尾秀介両氏!)の賞品に、『刑事コロンボ』のDVDセットが五つも出されたのですが、その折、歓談していた某氏に、「全部持っているので、気合入らんな」と呟いたところ、「私も持っています」とのご返事が。その時、某氏は「伊東さんの『戦国無常 首獲り』は、コロンボの影響を受けていますね」と、ズバリ指摘されました。
さすがというか、「よくぞお分かりいただけた!」という喜びで言葉もありませんでした。
ということで、「気合入らん」などと偉そうなことを言った罰が当たり、ビンゴでは何も当たりませんでしたが、某氏のお言葉は、まさに「ビンゴ!」でした。


完全事件ファイル
写真は『完全捜査記録』といって、鑑賞ガイドの一種ですが、その徹底ぶりには舌を巻くものがあります。
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伊東潤

Author:伊東潤
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『王になろうとした男』
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