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2012-07-06

毎日新聞の全国版に載りました。

叛鬼(帯付き)

7月3日の毎日新聞夕刊全国版で、『叛鬼』と私を取り上げていただきました。
6月に石神井城まで行って撮影した写真も掲載されていました。
これほど大きなスペースを取った記事が、五大新聞の一つの全国版にカラーで載るなど夢のようです。
これが決定打になり、重版もかかりました。
感謝の言葉もありません。

それにしても「司馬史観に対抗する志で描く東国」というタイトルには痺れました。
このブログでも常々申し上げてきましたが、私は司馬先生の大ファンです。大半の作品を読んでもいます。
司馬先生こそは空前絶後の歴史小説家だと思っています。
だからこそ挑まねばならぬのです。
おそらく司馬先生のファンの皆様は「泡沫作家が何を言ってやがる」とお思いでしょう。それは十分に分かっています。司馬先生を持ち出すことで、「生意気な奴」と思い、拙著を手に取らない方が多いかもしれません。
それを承知の上で、あえて私は「司馬作品と司馬史観への対抗」を標榜してきました。
それは、西国とか東国とかいう地域性を越えて、歴史の語り部としての挑戦でもあるのです。
残念ながら司馬先生の生きた昭和は、徐々に遠ざかっていきます。昭和という時代だからこそ必要とされた司馬文学は、今という時代にマッチしているとは言えません。
今は、日本人が坂の上の雲に憧れながら、明るい未来に目を向けることなどできない時代です。
昭和には昭和の、平成には平成の歴史の語り部が必要なのです。
批判を承知で、あえて申し上げましょう。
棺の蓋は誰かが閉じねばならないのです。
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伊東潤

Author:伊東潤
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『王になろうとした男』
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