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2012-09-15

『幻海』じわじわと帆走開始!

幻海(帯なしBIG)

単行本発売時にも売れず、文庫本となっても、一カ月ともたず平置きから棚差し送りとなった『幻海』が、べた凪の状態から、徐々に帆走を開始しました。
その原因は口コミと思われます。
六月に文庫化された『幻海』ですが、八月から九月にかけて読了した方が多くなり、ここにきて、ネット上にもレビューが載り始めました。


http://blog.livedoor.jp/mitamond/archives/1984461.html

http://book.akahoshitakuya.com/b/4334764304

この作品は、一部の歴オタから「おっさんが、くだらんファンタジー書きやがって」といったことを言われ続けてきましたが、この作品の趣向を、ようやく理解していただける方が増えてきたことは、実にうれしいです。
もうすでに言い尽くしましたが、この作品はファンタジーではなく、史実と地続きの伝奇ロマンの範疇に入るもので、ぎりぎり「これもありかな」と思わせるところに面白さがあります。
SFでもファンタジーでもレッドゾーンを振り切った極端な作品ばかり、最近の若者は求めがちですが、こうして抑制の利いた作品にこそ、リアリティがあるのです。
また「宣教師の布教の苦しみが描かれていない」などといったコメントも多くありましたが、遠藤周作先生ではあるまいし、そんなものは、全くテーマではありません。この作品は、ロマネスクな衣をまとった海洋冒険小説なのです。
歴オタ向けには、別の作品が胃液吐くほど文庫化されてきておりますので、そっちを読んで下さい。間違っても歴オタは手を出さないこと。
あまり知られていませんが、『幻海』は日経新聞の書評でも五つ星を獲得し、また今はなきNHKの「週刊ブックレビュー」でも、三人の評者が読み合う本に取り上げられた作品です。
いよいよリベンジの航海が始まります。
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伊東潤

Author:伊東潤
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『巨鯨の海』
『王になろうとした男』
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『野望の憑依者』
『池田屋乱刃』
『死んでたまるか』
ホームページ
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