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2012-10-31

近況報告

秋が来たと思ったら、すぐに冷え込みが厳しくなり、冬の足音が聞こえてきました。
四季の移り変わりは早いものです。
最近は、なかなかブログが更新できず、失礼しております。
10/16-18に和歌山県の太地に行ってきました。
現在、「小説宝石」不定期掲載中の連作短編『巨鯨の海』の取材です。
鯨と古式捕鯨に関して理解が深まりました。
記録映画『コーヴ』以来、シーシェパードの標的とされている太地ですが、多くの白人たちの支持を得て、反対運動はさらに過激になっています。
われわれは、非合法的な営利団体であるシーシェパードの手から、この静かな漁村を守らねばなりません。
むろん私も、小説ごときが現状を変えることはできないと心得ていますが、多くの日本人が、もっとこの問題に注目し、語り合ってもらえればと思い、この題材を選びました。
詳細については、来年四月の発売が近づいてから書きます。


燈明崎縮小
太地燈明崎沖(この海面で鯨漁がおこなわれていました)

ジオラマ縮小
博物館にある古式捕鯨のジオラマです。

博物館(縮小1)
博物館内にあるセミ鯨の実物大模型です。

10/26に発売された『国を蹴った男』が、すでに書店様に平積みされておりますが、おかげさまで10/16に発売された文庫の『戦国鬼譚 惨』同様、上々の滑り出しです。
自著のファンを一気に広げるには、直木賞を獲るか映像化されるしかない昨今、地道ながらも、じわじわと固定読者様の数が増えてきたことは、何にも増してうれしいことです。
とくに、「2012の冬の陣」と呼ばれる人気作家たちの新作ラッシュは、すさまじいものがあり、東野さんと横山秀夫さんをはじめとしたベストセラー作家たちが競い合う書店店頭は今、壮絶な様相を呈しています。
直木賞と本屋大賞(一次)の締め月である11月末に向けて、9~10月に新作が出そろうのは当然かもしれませんが、この業界は本当に弱肉強食だというのを痛感しました。
そうした中、10/29に書店様めぐりをしたのですが、三省堂有楽町店の新作コーナーで『国を蹴った男』が見当たりませんでした。
「いよいよ新作コーナーにも置いてもらえないか」と嘆息していたら、中央辺りに大きく窪んだ谷があるのです。
もしやと思って手を突っ込んでみたところ、『国を蹴った男』が出てきました。
心の中で男泣きに泣きました。
頭の中で鳴っていたBGMは、ストーンズの「No Expectations」でした(笑)。

http://www.youtube.com/watch?v=jhk-ojOaopQ

国を蹴った男カバー(帯なし)
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伊東潤

Author:伊東潤
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【最近の作品】
『巨鯨の海』
『王になろうとした男』
『峠越え』
『天地雷動』
『野望の憑依者』
『池田屋乱刃』
『死んでたまるか』
ホームページ
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