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2014-01-01

謹賀新年

あけましておめでとうございます。
いくつになっても正月はいいものですね。
気持ちが一新され、「今年もやるぞ」という気が満ちてきます。
もちろん私に正月休みなどありません。
今年もたくさんの年賀状をいただき、ありがとうございました。
いただいた方には順次、出していきます。
コメントは書けないと思いますが、あて名は心を込めて自筆で書きますので、ご容赦下さい。
なお出版社各位様が、会社から出していただいた年賀状のご返信は遅れると思いますので、ご容赦下さい。

まずは、今年の新作発売予定をお知らせします。

2014 1月 『峠越え』講談社 
2月 『城を攻める 城を守る』(歴史研究新書) 講談社
3月 『実録戦国北条記 戦史ドキュメント』(歴史研究単行本) H&I 
4月 『天地雷動』角川書店
7月?『野望の憑依者(よりまし)』 徳間書店 
10月?『武士の碑(いしぶみ)』 PHP研究所
もしくは 『池田屋乱刃』(連作短編) 講談社

今年も手数が多くなりそうです(笑)。
さて、新春の初荷は『峠越え』です。この作品は、「新刊展望」という業界紙に二年間二十四回にわたって連載してきたものを、大幅に加筆修正したものです。
家康生涯最大の危機と言われる「伊賀越え」を舞台に、家康がそれまでの生涯を俯瞰し、己を見つけていくという物語です。むろんそれだけではなく、安土から京都、大坂、堺へと続く旅の最中に起こる、あの大事件に新解釈を施すという仕掛けも用意しております。終盤は、伊賀を脱出するためのスリリングなシーンが続きます。
『城を攻める 城を守る』は、二年間二十四回にわたり、雑誌『歴史人』に連載してきたものを、一冊の本にまとめたものです。通り一遍のお城の紹介本や、小説家にありがちなエッセイ的なものではなく、籠城戦のあった城に的を絞り、その戦闘の経緯から双方の戦略や戦術にまで踏み入った「戦う城本」です。
『実録戦国北条記 戦史ドキュメント』は、一年十二回にわたり雑誌「武道」に連載してきたもので、タイトルにあるように、小説ではなく、北条氏の軍事的側面にしぼって、その経緯を追ったものです。関東戦国史に関して書かれた多くの史料や研究本を参考にし、私の北条氏研究の集大成的なものになりました。もちろん独自の解釈も満載です。
『天地雷動』は「デジタル野生時代」に連載してきたもので、『武田家滅亡』『北天蒼星』と続いた「武田家滅亡サーガ三部作」の最終作にして、時代的には先頭に当たる作品です。この作品は、長篠合戦に至るまでの勝頼、秀吉、家康それぞれの駆け引きを描き、三分の一は長篠合戦に費やすという壮絶な合戦絵巻です。胃液吐くまで戦国時代を堪能下さい。
『野望の憑依者(よりまし)』は南北朝時代を舞台としたピカレスクロマンです。鎌倉幕府の滅亡から観応の擾乱まで、高師直の視点で描きます。
平成になってからの時代小説は世話物や人情物が全盛で、老若男女が小説を読んで泣きたがる時代ですが、あえてそうした風潮に反旗を翻し、「歴史ピカレスクロマン」という新分野に乗り出します。すでに、この分野は『叛鬼』で試運転済みですが、さらに極悪非道な男を主人公に据えることにより、人間の心にひそむ「悪」とは何かを突き詰めていきます。
 長くなるので、紹介はここまでにさせて下さい。
 それ以降は、また七月頃にさせていただきます。
 ということで、今年もよろしくお願いします。
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プロフィール

伊東潤

Author:伊東潤
作家伊東潤のブログへようこそ!

【最近の作品】
『巨鯨の海』
『王になろうとした男』
『峠越え』
『天地雷動』
『野望の憑依者』
『池田屋乱刃』
『死んでたまるか』
ホームページ
http://quasar.ne.jp/CCP026.html

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