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2014-02-15

『城を攻める 城を守る』刊行されます。

『城を攻める』カバー大

多くのお城仲間から、「いつ出るのですか」と質問され続けていた『城を攻める 城を守る』が二月十九日、遂に刊行されます。
この本は、籠城戦ないしは周辺で戦いのあった城を二十六も取り上げています。
籠城戦について書いた本というのも、ありそうでなかったのではないでしょうか。
執筆活動を始めてから、研究書という形で城本と北条氏の通史本を出したいと思ってきましたが、念願叶い、この二月に本書を、三月に北条氏の通史本を出すことになりました。
現在は文芸本の執筆だけでフル回転状態なので、このタイミングでなければ、この二つの研究本を出すことはできなかったと思います。
『城を攻める 城を守る』は雑誌「歴史人」に二年間にわたって連載してきた記事に大幅に手を加え、さらに二城を加えたものです。
図版もふんだんに入れましたので、これまでの歴史研究書にありがちな、位置関係が分かりにくいという隔靴掻痒感もないと思われます。
また、私の小説作品の副読本としても利用できます。つまりこの本を参照しつつ拙著を読んでいただければ、より理解が深まると思われます。
たいへんだったのは、よくあるような初心者向けのガイド本にしないために、独自の知見を多く入れたことです。ただ籠城戦の経緯を書くだけなら、先達の本を何冊も並べて、そのエッセンスを要約すればよいだけですが、独自の知見を入れるためには、城に関すること以外の情報も丹念に集め、関係史料を読み込み、肚に落とした上でなければなりません。
これには工数を取られました(笑)。
いずれにせよ、脱稿した時の感慨はひとしおでした。
まさにタンホイザーゲートで見たオーロラを、レプリカントが忘れられないのと同じように(from『ブレードランナー』)、五百を超える城に赴いて見てきた様々な光景が、次々と脳裏によみがえってきました。
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伊東潤

Author:伊東潤
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