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2014-02-13

無念です

本日未明、山本兼一さんが逝去しました。
その一報を聞いたのは、本日の午前でした。
享年五十七――――。
いくらなんでも早すぎます。
言葉もありません。


http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/140213/wlf14021313310014-n1.htm

このブログはもとより、日経新聞のエッセイや「すずらん本屋堂」などで、常に「最も好きな現役作家」として挙げてきた私としては、たいへんなショックです。
山本さんとは昨年、文春主催の信長座談会で一度、お目にかかっただけですが、その日は座談会終了後に宴席もあり、楽しい時間を過ごさせていただきました。
座談会の場から宴会場まで十分ほどだったのですが、皆で「歩こう」ということになり、その途次、二人で話す機会にも恵まれました。
そこでは山本作品の素晴らしさを一方的に語ったのですが、山本さんはにこやかに聞いているだけでした。
宴席は、火縄銃の話などで大いに盛り上がりました。
その数週間後、入院されたとは聞いていたのですが、死に至るほどの病いとは思ってもみませんでした。

ご家族の悲しみとは比べるべくもありませんが、歴史・時代小説界にとって、これほどの損失はありません。
山本さんの新作がもう読めないなど考えられません。
一ファンとして、また自称弟子として、言葉にならないほど残念です。
また「もっと書きたかっただろうな」と思うと、涙がこみ上げてきます。
山本さんの無念を晴らすべく、われわれは書き続けるしかありません。
月並みな言葉ですが、ご冥福をお祈りします。

山本さん、確かにバトンは受け取りましたよ。
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プロフィール

伊東潤

Author:伊東潤
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【最近の作品】
『巨鯨の海』
『王になろうとした男』
『峠越え』
『天地雷動』
『野望の憑依者』
『池田屋乱刃』
『死んでたまるか』
ホームページ
http://quasar.ne.jp/CCP026.html

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