FC2ブログ

2015-11-18

『決戦!本能寺』本日発売!

決戦!本能寺カバー(中)

お待たせしました。
七人の歴史作家が参陣し、新作短篇を競作する決戦シリーズ第三弾『決戦!本能寺』が本日発売されます。
今回は、戦国時代前半のクライマックスとも言える「本能寺の変」での競演です。
ラインナップは以下の通り。

【登場順】
伊東潤(織田信房)
矢野隆(森乱丸)
天野純希(島井宗室)
宮本昌孝(徳川家康)
木下昌輝(細川幽斎)
葉室麟(斎藤利三)
冲方丁(明智光秀)

今回はトップバッターを仰せつかりました。
すでに見本が送られてきているので、すべて読了しましたが、正直な話、どの作品も、それぞれの作家の特長を生かした最高の仕上がりです。明らかに前二作を上回っています。ここに団体戦としてのアンソロジーの頂点を極めたと思います。
自分としては乱丸を、うっかり蘭丸としてしまったところが残念です。『王になろうとした男』では、しっかりと乱丸としていたのですが、今回はミスしてしまいました。ほかの方がたの「乱」という字が正解です。
さて、決戦シリーズも第三弾までやりましたので、当初の構想通りの成果は上げられたと思います。すでにシリーズが軌道に乗ったこともあり、私自身は、これにて決戦シリーズから身を引くことにしました。
ロックバンドでも、オリジナルメンバーは三枚目のアルバムくらいから脱退者が出るのが常なので、まあ、そんな感じかな(笑)。
具体的な理由ですが、次のテーマが川中島合戦ということで、ここまでの三作のテーマ「天下統一への道」とリンクしていない点が気になりました。ここで唐突に川中島をやるとなると、テーマが「戦国時代の大きな戦」にまで薄まってしまい、自分の短編だけで一冊にした場合、連作短篇としてのトータリティに欠けるからです。
ビジネス上のリスクは版元が負っているわけで、テーマの選定が、版元に委ねられているのは当然のことです。それゆえ何の文句もありません。ただ黙って去りゆくだけです。
また私自身、同じ川中島合戦をテーマにした長編を一カ月ほど前に出すので、その作品とのバッティングを嫌ったこともあります。
楽しみにしていただいている皆さんには、たいへん申し訳ないのですが、これにて代表引退となります。
その分、『決戦!本能寺』では「Storm bringer」ぶりを発揮して暴れまくっていますので、存分にご堪能下さい。
プロフィール

伊東潤

Author:伊東潤
作家伊東潤のブログへようこそ!

【最近の作品】
『巨鯨の海』
『王になろうとした男』
『峠越え』
『天地雷動』
『野望の憑依者』
『池田屋乱刃』
『死んでたまるか』
ホームページ
http://quasar.ne.jp/CCP026.html

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード