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2011-12-09

企画展「ススメ! 小田原北条氏」

ススメ北条氏


12/4(日)、根岸台の馬の博物館で開催中の「ススメ! 小田原北条氏」展に行ってきました。
うちから徒歩十五分ということで、「いつでも行けるさ」と思っていたのですが、実際に行ったのは最終日で、しかも根岸台公園でランニング五周してからだったので、閉館20分前に入場となってしまいました。
多分、最後の客です(笑)。
期待はしていなかったのですが、物流というテーマが明確になっており(馬の博物館なので)、展示物も興味深いものが多々ありました。
入場料200円で、これは安かったです。
また図録600円も濃い内容でした。
とくに「小田原城下図屏風」という寛永期の屏風絵の解説文は、詳細を極め、当時の風俗がよく分かりました。これは大収穫。
兜類は三点ほどで、すでにどこかで見た記憶のあるものでしたが、馬鎧二点は初見だったので拾い物でした。

黒漆塗三十八間総覆輪筋兜


展示の目玉は「唐草螺鈿鞍」で、氏綱の実名と花押が線刻されているという逸品です。これだけでも来たかいがあったというものです(徒歩十五分ですが)。

唐草螺鈿鞍

また、当麻の問屋・関山氏の物流権益にかかわる訴訟の推移が分かる文書の展示も興味深いものがありました。
ところで、当時の用語ですが、「宴会」のことを何と呼んでいたかご存知ですか。
私も知らなかったのですが、「寄合酒」ということが氏直文書から分かりました。
これは天正十二年(1584)、津久井城に後詰勢として入った山角定勝にあてたものですが、「(戦時なので)寄合酒は禁止だよ」というもので、「みんな宴会が好きなのは、今も昔も変わらんな」と笑えました。
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