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2012-05-16

『叛鬼』本日発売!

叛鬼(帯付き)

お待たせしました。
最新長編『叛鬼』が本日、店頭に並びます。
この作品は昨年、廃刊となってしまった「KENZAN!」(講談社)に掲載されていたものです。
それが、ようやく日の目を見ることになりました。
カバーはピンクで、血というよりも執念を感じてほしいと思います。

物語は、戦国黎明期に関東平野を所狭しと暴れまわった"叛鬼"長尾景春を主役に据えたものです。
体制側から見れば、単なる叛乱者かもしれませんが、この作品はピカレスクロマンではなく、景春の立場から描いたものです。道灌や早雲も出てきます。
二人の考え方やキャラなども練りに練っていますので、にやりとしていただけると思います。
また、先日文庫化されたばかりの『疾き雲のごとく』をお読みいただければ、この時代が、さらに楽しめるでしょう。
戦国時代の引き金を引いてしまった男の生涯を、ご堪能いただければ幸いです。
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No title

太田道灌の対照的な煌星として知られながらも、なかなか取り上げられてこなかった長尾景春。関東の戦国黎明期に欠かせぬ人物が注目されることを、期待しております。

Re: No title

夢酔先生

激励のお言葉、ありがとうございます。
確かに景春は、反逆者として不当な評価を下され続け、昨今では知る人ぞ知る存在にすぎなかったので、スポットが当てられたことは、とてもうれしいです。
戦国黎明期を知る上で欠かせない人物だと思います。

景春公

発売日に購入。楽しく読ませていただきました。
発売日をこんなに心待ちにした本はホントに何年ぶりでしょうか(笑)
 以前から気になっていた『疾き雲のごとく』も「叛鬼」の発売日を待つ間に読んでおいたので予備知識があったこともあり非常に楽しめました。

太田道灌と北条早雲との思想やキャラの比較も面白い。
3者が協力すればいち早く日本には新時代が訪れたのではないかと思ってしまいます。

まだまだマイナーな武将:長尾景春ですが、この小説をきっかけにブームになってほしいです。
 小説ではイケメンとして書かれていますが、そういう文献もあったのですか?

読み終わってしまいもう一度読み直すと思いますが、これはぜひ映像化してほしいです!!

Re: 景春公

ヒロ男爵様

> 発売日に購入。楽しく読ませていただきました。
ありがとうございます!

> 発売日をこんなに心待ちにした本はホントに何年ぶりでしょうか(笑)
実にうれしいお言葉です。

> 太田道灌と北条早雲との思想やキャラの比較も面白い。
> 3者が協力すればいち早く日本には新時代が訪れたのではないかと思ってしまいます。
それが歴史というものなのでしょうね。
道灌のキャラについては「道灌状」から得た印象を元にしていますので、かなり実際に近いものと思っています。

>まだまだマイナーな武将:長尾景春ですが、この小説をきっかけにブームになってほしいです。
それは難しいかもしれませんね。
ただ、この作品をきっかけに、多くの方に知っていただければ幸いです。

> 小説ではイケメンとして書かれていますが、そういう文献もあったのですか?
それはありません。
ただ私の場合、登場人物の容姿などをつらつらと書き連ねるのが好きではないので、イメージしやすく書いただけです。
また、あくまで「世辞をよく言う忠景」というキャラを強調するためのセリフですので、実際にどうだったかは、そんなに重要ではないはずです。

> 読み終わってしまいもう一度読み直すと思いますが、これはぜひ映像化してほしいです!!
それもまた難しいでしょうね。
ただし、この作品はある構想の一端を担っていますので、そうした視点からすれば、ありえると思います。
それについては、おいおいブログでお話しします。

コメントを入れていただき、心から御礼申し上げます。
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伊東潤

Author:伊東潤
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『王になろうとした男』
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