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2013-04-11

手短に近況報告

更新が滞り、まことにすみません。

早速ですが、何と発売から三年を経て『武田家滅亡』文庫版が増刷となりました。
単行本は三刷まで行きましたが、文庫は初版止まりで口惜しく思っていたので、とてもうれしいです。

武田家滅亡文庫版カバー3

さて、4/12に講談社から『虚けの舞』の文庫版が発売されます。
この作品はマイナー時代のもので、彩流社から単行本化されたものです。
この作品を角川書店の編集長に読んでいただき、メジャーデビューが叶ったという個人的には、思い出深い作品です。
今回は単行本バージョンに大幅に手を入れ、全文にわたる改変を施しました。
「織田信雄が舞う哀しくも滑稽な虚けの舞」という短いコピーにすべてが込められています。
ロングバージョンはこんな感じです。

本能寺の変から十年――。天下人となった秀吉は朝鮮出兵の大号令を発した。その前線基地・肥前名護屋陣に二人の男がいた。秀吉からすべてを取り上げられた信長の息子・信雄と、秀吉に滅ぼされた北条家の生き残り・氏規。この苛烈な時代を、二人はどのように生き抜こうとしたのか。絢爛たる桃山文化を背景に描かれる落魄者たちの戦国絵巻。

『国を蹴った男』の今川氏真のエピソード(表題作)を気に入っていただけた方には、絶対に面白いはずです。


虚けの舞カバーなし小
『虚けの舞』カバー帯付き

さらに、この4/17、半年ぶりの新作『巨鯨の海』が発売されます。
担当編集さんが撮影した見本はこれ。
『巨鯨の海』については、後日、ゆっくりと語らせていただきますが、怒濤の捕鯨シーン満載の連作短編集です。


『巨鯨の海』見本
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朝日新聞!

こんばんは。千葉の根本です。
今日の朝日新聞夕刊を広げて・・お!伊東先生っ!!
相変わらず凛々しいお姿でした!
私も子供のころ、吉川英治氏の『三国志』や『私本太平記』を読んだ覚えがあります。今後、南北朝をテーマに取り上げられるとのことなので、楽しみにしております。

No title

伊東先生
大変ご無沙汰しております。横浜の司法書士の安西です。
2.3年前に何回か弊サイトへお越し頂きブログにコメントまで頂戴して
その節はありがとうございました。

ところで、この度の吉川英治文学新人賞受賞おめでとうございます!
今夜の朝日新聞の夕刊記事で先生の受賞を知り、遅ればせながらご挨拶をと思い立ち寄らせてもらいました。
これまでも先生のご活躍はいろいろなところで耳にしていましたが、
この度の栄誉ある賞の受賞は、先生の不断の努力の賜物と思います。

これからもお体には気をつけてください。
ますますのご活躍をお祈り申し上げます。

追伸
ところで、テレビにも出演されているようですね。「ライバルたちの光芒」の前にやっていた「THEナンバー2 ~歴史を動かした影の主役たち~」は好きで毎回見ていましたよ(^^;)
今度、先生が出るときがあれば新番組の方もチェックしてみますね。

長々と失礼しました。


Re: 朝日新聞!

コメントありがとうございます。
さすが朝日新聞ですね。
反響が大きいです。
吉川文学の影響というのは、私の作品にも色濃く影を落としています。
偉大な先達と、故郷が同じということは、この上ない栄誉です。

Re: No title

安西先生、こちらこそご無沙汰いたしておりました。
コメントをいただき、ありがとうございます。
そういえば朔日は、ボストンマラソンでたいへんなことが起こりましたね。
私も昨日、根岸台公園を五周ほど走ったのですが、最近はとみに体力が落ち、マラソン大会に出るどころではなくなっています。
これからも執筆の方はがんばりますので、ご贔屓のほど、よろしくお願いいたします。

武田家滅亡

こんばんは。伊東先生。
武田家滅亡を昨日購入致しました。まだ三分の一ぐらいですが、のめり込んでいます。武田勝頼と言うとお決まりの様に、猪突猛進、短気、政治感覚が全く無い、この三拍子がお決まりですが、史実の勝頼を描いた小説を初めて読んだ気がします。また武田家の滅亡前の内部状況、上野の状勢、高天神城の攻防等あまりスポットに当たらないところがたいへん興味深いです。私が一番好きな「その小説を読めば、史実(正しい)がわかる」そのものの小説です。いつもながら表現が下手で申し訳ないですが「おもしろい」の一言です。歴史好きにはたまらない小説です。これからの三分の二がたいへん楽しみです。長文失礼しました。

Re: 武田家滅亡

三成様

ありがとうございます。史実に忠実に沿いながら、物語としての完成度が高いものこそ、本格歴史小説だと思います。
その点では、他の追随を許さない自負があります。
また読了したらコメント下さい。
プロフィール

伊東潤

Author:伊東潤
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【最近の作品】
『巨鯨の海』
『王になろうとした男』
『峠越え』
『天地雷動』
『野望の憑依者』
『池田屋乱刃』
『死んでたまるか』
ホームページ
http://quasar.ne.jp/CCP026.html

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