FC2ブログ

2013-08-01

大海原へ――。

『巨鯨の海』帯なしカバー大

皆様、ご無沙汰しております。
『巨鯨の海』は直木賞を取れませんでしたが、そんなことに一切構わず、巨鯨は大海原を悠然と泳ぎ続けています。
韓国、台湾、フランスから翻訳の話が舞い込み、現在、話が始まったところです。
そういう意味では、『巨鯨の海』が直木賞を逃したのではなく、直木賞が『巨鯨の海』を逃したのです。
直木賞受賞作品に『巨鯨の海』の名を刻めなかったことが、いかに痛恨事であったかは、時の流れが証明することです。
「西洋には『白鯨』があるが、日本には『巨鯨の海』がある」と記してくれた書評家の方がいらっしゃいましたが、まさにその通りです。
メルヴィルの『白鯨』への160年遅れのアンサーソングとして、世界に広がる作品になると確信しています。
『巨鯨の海』の戦いは終わっていません。
世界の海を舞台に今、始まったばかりです。

一方、日本の読者の皆様には、最新作『王になろうとした男』があります。
男シリーズ第三弾となるこの作品は、信長の家臣たちを題材にした連作短編集です。
第三弾ともなれば、筆勢もアイデアも落ちていると思われるかもしれませんが、とんでもない(笑)。
「最新作が最高傑作」という状態を維持する意欲は衰えておりません。
昭和の先達たちの作品も含め、歴史短編小説の頂点を極めた作品集だと自負しています。
もはや多くは語りません。
読んでいただければ分かることです。

さて、いよいよ、生まれて初めてサイン会をすることになりました。
五十づら下げたおっさんが顔を出したところで、本が売れるとは思えないのですが、それでもやっていただけるとのことで、恐縮しつつお受けしました。

日時 : 8/18(日) 15:00~17:00
場所 : リブロ池袋店

この機会に、ぜひお越しください。

http://www.libro.jp/news/archive/003541.php
スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

伊東潤

Author:伊東潤
作家伊東潤のブログへようこそ!

【最近の作品】
『巨鯨の海』
『王になろうとした男』
『峠越え』
『天地雷動』
『野望の憑依者』
『池田屋乱刃』
『死んでたまるか』
ホームページ
http://quasar.ne.jp/CCP026.html

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード