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2014-01-30

『武田家滅亡』三刷へ!

武田家滅亡文庫版カバー3

2009年12月に刊行された『武田家滅亡』文庫版が、遂に三刷となりました。
この作品は私の実質的デビュー作で、2006年の執筆時、渾身の力を込めて書いたものです。
ハードカバーも三刷まで行きましたが、このほど文庫版も三刷となりました。
やはり歴史小説は消耗されるものではなく、ロングライフなものだと、つくづく思います。
最近、私の作品を知った読者は、私のことを「短編を得意とする作家」という認識かもしれませんが、実は典型的な長編作家です。
長編の場合、構成の妙が問われますが、この作品では、その点を余すところなく堪能いただけると思います。
群像劇というものは、全く異なる路線を走っている列車が、徐々に統合されていき、最後は一点に絞られていくものですが、そのお手本のような構成になっています。
まさか史実の縛りのきつい歴史小説で、それができるとは思いませんでした。
言うまでもなく、かなりの部分で編集さんの指導を仰ぎましたが(笑)。
また、よく私はロックを例に持ち出すのですが、まさにこの作品は、静かなバラード調で始まり、ラストに向けて演奏が疾走するというツエッペリンの作風を踏襲したものです。
ロックのグルーヴ感というものを小説に取り入れられるとは思ってもみませんでした。
もう、ここまで知力と体力を振り絞ったの大作は書けないかもしれません。
これを機に、この作品を手に取っていただければ幸いです。

また、この前史的位置付けの作品『天地雷動』という長編を、四月に出します。
この作品は、長篠合戦をクライマックスに持ってきた怒濤の合戦絵巻ですが、その前に『武田家滅亡』を読んでいただいても全く問題ありません。
歴史小説ですから、結果は分かっているわけで、いかにプロセスで楽しんでいただけるかですからね。
また『武田家滅亡』と関連の深い『北天蒼星』も、よろしくお願いします。


北天蒼星(文庫カバー1)
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三刷おめでとうございます

ハードカバー・文庫版ともに三刷おめでとうございます。
『武田家滅亡』は伊東先生に初めて出会った作品であり、武田好きの自分としては何ともうれしいかぎりです。
4月の『天地雷同』ももちろん楽しみですが、まずは今月の『城を攻める 城を守る』が非常に楽しみです。城めぐりには最近なかなか行けていませんが、この作品を片手に城に行きたいなとも思っています。

寒いですが、お体には気をつけて執筆活動がんばってください。

発見がありました!

先生、大坂陣に関して面白いことを証明できました。乞うご期待です!

Re: 三刷おめでとうございます

> ハードカバー・文庫版ともに三刷おめでとうございます。
ありがとうございます。

> 『武田家滅亡』は伊東先生に初めて出会った作品であり、武田好きの自分としては何ともうれしいかぎりです。
それはうれしいですね。
私が長編を得意としている作家だと、ご理解いただけたと思います。

> 4月の『天地雷同』ももちろん楽しみですが、まずは今月の『城を攻める 城を守る』が非常に楽しみです。城めぐりには最近なかなか行けていませんが、この作品を片手に城に行きたいなとも思っています。
2/19発売ですので、しばしお待ち下さい。
必ずやご満足いただける内容だと思います。

Re: 発見がありました!

> 先生、大坂陣に関して面白いことを証明できました。乞うご期待です!

蒲原さん初の歴史小説を読むのが楽しみですね。
頑張って下さい。
プロフィール

伊東潤

Author:伊東潤
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【最近の作品】
『巨鯨の海』
『王になろうとした男』
『峠越え』
『天地雷動』
『野望の憑依者』
『池田屋乱刃』
『死んでたまるか』
ホームページ
http://quasar.ne.jp/CCP026.html

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