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2014-09-29

9/27『義烈千秋 天狗党西へ』が発売されました。

『義烈千秋』カバー小
ここのところ多忙で更新が遅れましたが、『義烈千秋 天狗党西へ』が9/27より書店様の店頭に並んでいます。文庫化にあたり、今回も入念に手を入れましたので、かなり読みやすくなっていると思われます。

本格歴史小説というのは史実に忠実でなければなりません。史実として明らかなことの改変は許されません。改変せずとも、工夫して面白いものを書くのがプロの仕事です。
しかし史実として分かっていないことは、自由な解釈が許されます。つまり私がいつも言っているように、「それを史実とは証明できないが、史実でないとも証明できない」ということです。
故山本兼一さんは、日本経済新聞の「プロムナード」欄にエッセイを執筆していましたが、その中の一篇、「自由なフィールド」の中で、こう書かれています(2012/12/19夕刊)。
「歴史小説を書く上で、史実はできるだけ踏み外したくないが、記録が空白ならば、物書きがどんな空想をめぐらそうと自由である。ただ、荒唐無稽な想像はしたくない。説得力のある作品にするために、その時代の背景を調べ、現地の取材で風景を浮かび上がらせ、物語の骨格を立ち上げたい」
 まさに、これが歴史小説の「落としどころ」なのです。
『義烈千秋 天狗党西へ』も、そうした姿勢を貫いた作品です。そうでなければ、死を覚悟の行軍を続けた天狗党の面々に顔向けできません。
秋の夜長は、熱い男たちの物語を読んでお過ごし下さい。
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No title

ご無沙汰しております。

史実を点とするなら、想像はそれを結ぶ十人十色の接着剤ですね。
この作業こそ、辛くもあり楽しくもあると思っております。

最近、兼業の難しさに行き当たっております。


天狗党、面白い素材です。
以前、千人同心を素材に調べていましたが、天狗党はここにも多大な影響を及ぼしておりました。在る意味、関東幕末史の大事件だと思っております。

Re: No title

夢酔先生

ご無沙汰いたしております。
仰せの通りですね。
天狗党は難しい素材ですが、水戸藩を理解する上では避けて通れない素材です。
お仕事と執筆、がんばって下さい。
プロフィール

伊東潤

Author:伊東潤
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