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2015-11-03

11月になりました

『鯨分限』カバー中(帯なし)

お久しぶりです。
この夏から秋にかけて多忙を極めており、ブログの更新もままならず失礼しておりました。
おかげさまで、元気にやっております。
『鯨分限』と『巨鯨の海』文庫版も上げ潮に乗っております。

10/7~8は川中島周辺の取材旅行に行ってきました。二日間とも快晴で、かなり遠方まで見渡すことができましたので、そのリアリティを作品に反映できると思います。歴史小説は「どこから何が見えるか」が、まず大切ですからね。
人間ドラマ重視は小説として当たり前ですが、そこにリアリティをいかに盛り込むかが、私の歴史小説の手法です。
昨今の歴史小説は人間ドラマを重視するあまり、視点人物がどこにいて、そこから何が見えるのか、また主要地点までの距離はどのくらいなのかが、ないがしろにされている気がします。このあたりが把握できれば、読者の視界が一気に晴れると思うのですが、いかがでしょう。
作家というのは、人間ドラマを書くのは楽なんです。正直、内面描写など無尽蔵に言葉が溢れてきます。しかも、その方が小説らしいテイストが出せて、読者は何かありがたいものを読ませてもらっている気がするものです(そこから共感という感情も生まれます)。
逆に史実を丹念に探査したり、当時の街道を確認したりするのは、面倒な上に小説の評価が低くなるという不思議な現象があります。
しかし、あえてそうした従来の枠組みを破壊して、読者に新たな視座を与えるというのが、伊東潤の歴史小説です。
「史実に忠実であっても面白い」というテーマをこれからも追い続けていきます。
川中島合戦を描いた痛快作『吹けよ風、呼べよ嵐』は、2016年3月の発売予定です。

10/12にはダイヤモンド☆ユカイ氏のデビュー30周年ライブに招待されました。
ユカイ氏のボーカルは凄い。絶句するほどです。私が美辞麗句を並べる必要がないのはご存じの通りですが、来年の大作ミュージカル『ミス・サイゴン』でも、エンジニア役という準主役の座をオーディションで射止めたそうです。
素晴らしい。
ユカイ氏がロック・ボカーカリストとして活躍していたレッド・ウォリアーズも凄いバンドです。一度、『カジノ・ドライブ』や『ロイヤル・ストレート・フラッシュ・ロックンロール』を聴いてみて下さい。本物のロックが何か分かります。
http://www.tohostage.com/miss_saigon/

10/30にはホワイトスネイクのライブに行ってきました。デビッド・カヴァーデルは御年64歳ながら、むちゃくちゃ格好いい。
このバンドはヒット曲がありすぎて何がいいとは言えないくらいですが、今回は『パープル・アルバム』というディープパープル時代の曲が多かったので、大いに盛り上がりました。このアルバム自体、後期パープルの楽曲を現代的解釈でよみがえらせた大傑作ですので、ぜひ聴いてみて下さい。
ここのところプログレ系のライブが多かったので、久しぶりにハードロックのライブを満喫しました。
http://www.creativeman.co.jp/artist/2015/10whitesnake/

12月はキング・クリムゾンに行ってきます。
久しぶりのクリムゾンなので、とても楽しみです。
http://www.creativeman.co.jp/artist/2015/12kingcrimson/

さて今月ですが、おそらく11/20になると思われますが、「歴史列伝」に出演します。柴田勝家の回です。すでに収録は済んでいますので、放送待ちです。
この番組は一人ゲストで、だいたいカットはなしなので、思う存分に伊東節が聞けると思います。
http://www.bs-tbs.co.jp/retsuden/

また11月の新作ですが、18日に決戦シリーズの第3弾『決戦!本能寺』が発売されます。
私の作品は、信長の第四子の織田勝長(信房)視点で描いたものですが、これまでに本能寺を扱った作品群(『表裏者』『峠越え』etc)とは全く違った視点で書いていますので、ご期待下さい。
ほかの6名の作家が、どのような新解釈を開陳してくるか実に楽しみです。今回はゲラ段階で、ほかの方の作品も読んでいないので、はっきりしたことは分かりませんが、新解釈の応酬戦になるのではないでしょうか。
それだけ本能寺の変は深いのです。
ということで、11月もがんばります!
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No title

ご無沙汰しております。
歴史列伝、楽しみに待たせていただきます。
歴史読本ツアーが当選したので、15日、横須賀製鉄所へ参じます。小栗の造船所を直視できることは有難いことです!

Re: No title

> ご無沙汰しております。
こちらこそ、ご無沙汰いたしております。

> 歴史列伝、楽しみに待たせていただきます。
ありがとうございます。

> 歴史読本ツアーが当選したので、15日、横須賀製鉄所へ参じます。小栗の造船所を直視できることは有難いことです!
それはよかったですね。
なかなか機会がないと見られないものだと思います。
いつかお会いできることを、楽しみにしています。

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: 楽しみです

大河様

ありがとうございます。
期待に違わぬものになっていると思います。

伊東

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Re: タイトルなし

大河様

カキコミありがとうございます。
『戦国無常 首獲り』をお読みいただけましたか。
とてもうれしいです。
戦国時代のリアリズムを追求した作品です。
このあたりから、歴史から離れてもストーリーが構築できると気づきました。
ストーリー・テラーとして自信が持てた作品です。
『武田家滅亡』も、ありがとうございます。
今後とも、よろしくお願いします。

伊東

No title

横須賀を満喫しました。
世界遺産で喝采の日本の近代遺産ですが、ここは米軍基地ゆえに登録の出来ない〈元祖近代遺産〉だと痛感しました。
すぐに作品にすることは難しいので、今回の思うところは、ひとまずblogで吐き出した上で、随筆として歴史研究に寄稿しておこうと思います。

カレーは美味しかったです。

Re: No title

夢酔先生

> 横須賀を満喫しました。
それはよかったですね。
私も8月の基地オープンデーに行きましたが、猛暑で辛いだけでした。

> カレーは美味しかったです。
仰せの通りですね。
ハンバーガーもうまいです。
60年代の横須賀の雰囲気を知るには、『豚と軍鑑』という映画がベストです。
プロフィール

伊東潤

Author:伊東潤
作家伊東潤のブログへようこそ!

【最近の作品】
『巨鯨の海』
『王になろうとした男』
『峠越え』
『天地雷動』
『野望の憑依者』
『池田屋乱刃』
『死んでたまるか』
ホームページ
http://quasar.ne.jp/CCP026.html

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