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2010-05-19

『戦国鬼譚 惨』いよいよ発売です

講談社のメルマガに載りました。

講談社メルマガ

 ということで、AMAZONを除く各ネット書店では、いまだ旧タイトルの『戦国悲譚 怨』のままなので、ちと不安ですが、予定通り5/20に発売となるようです。
 私の手元にも、サンプルが送られてきましたが、神韻たる山河の雰囲気が描かれている水墨画のカバーということで、一見、地味ですが、重厚感十分で、たいへん気に入っています。店頭に並ぶのは5/20頃になると思われますが、多少の遅れも考えられますので、その場合は、ご容赦下さい。
 連作短編集としては、『疾き雲のごとく』『戦国奇譚 首』に続いて第三弾となります。
今回の目標は、読者に「できにばらつきがある」と言わせないことです。前二作ともに、できにばらつきはなかったと思いますが、読者は「面白さだけを求めている」という点を忘れてしまい、内面描写が緻密にすぎたりしてしまったという点は認めねばなりません。
 今回は、徹底して面白さにこだわりました。
 冒頭の『木曾谷の証人』を読み終えれば、ツンドクになることはあり得ないでしょう。逆にツンドクにしてしまう人は、よほど忍耐力があると思います(笑)。この一篇は、アルバムのトップにあるべき強力なロッカバラードです。エアロスミスの「AMAZING」のような感じかな。
 一転して『要らぬ駒』では、得意の城郭攻防戦描写で幕を開けます。もちろん合戦シーンばかりでないことは、読了いただければ分かるはず。いわゆる疾走感のあるシングルカット曲ですね。
 続く『画龍点睛』は、構成の妙が隠し味です。内容的には、曇天の中に一条の日が差すようで差さない、まさにKING CRIMZONな世界です。この作品集の白眉ともいえる長尺曲ですが、この短編集の中では、Most Favoriteな一篇です。
 そして『温もりいまだ冷めやらず』―。私としては初のラヴバラードですが、おそらく、読者から最も支持される一篇となるでしょう。
 大トリを務める『表裏者』は、『天下人の失敗学』で発表した本能寺の変の新解釈を小説に仕立てたものです。レッド・ツェッペリンの「アキレス最後の戦い」やクラプトンの「レイラ」のように、長尺ながらイントロから一気に走り抜ける最強のハードロックです。
 まだ発表前なので、今日のところは、こんな感じでご勘弁を。
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